課題は尽きない~旋盤編~

皆様、こんにちわ。
今日はビビリについて、書いていきます。実際のビビリの発生した写真をアップしています。
本件はアルミの薄肉での加工で発生しています。チャックからの突き出し70mm程度。
汎用旋盤にて加工したのですが、仕上げ加工時にビビリが出ます。
そもそもの、『ビビリ』がなぜ発生するのか?から調べました。
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・切削抵抗による刃物のたわみ。
・今回の様な薄物で逆に被削物が抵抗方向に逃げて、戻りする際の共振→重量もある程度必要ですね
・刃物の選定or刃研の条件が悪い【要するに刃研の認識、実力不足…(^ ^;)】
・単純に切削条件が合致していない
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等々、考え出すとキリが無いほどあがってきます。
色々と思考錯誤を繰り返した結果、総合的に効果が大きかったのは、
『切削方向』でした。
写真では右から左は削っていく【一般的な切削方向】やり方でしたが、逆に左から右へ変更しただけです。
刃物は基本的に変えていないですが、大幅に解消!たまにびびったりしますが【汗】
しかしながら、解消された原理がいまいちピンと来ていないです……
同業者様でも同じような経験をいくつもされているとは思いますが、ほんとに謎が多くて困りますが
考えたり、試したりして、結果が出たときの達成感は十分に感じれますよね。
ほんと面白い業種だと思います。
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